キャッシング枠とショッピング枠について
与信枠について
クレジットカードを申し込むと利用限度額が設定されます。
この利用限度額は、与信枠(与信限度額)とも呼ばれ、個人の信用度を表すものです。与信とは、信用を供与することを意味します。
与信枠は、審査により決定される訳ではなく、各クレジットカード会社が一律で設定しています。
クレジットカードを複数契約する場合、この与信枠を既に有していれば、クレジットカード審査に落ちるリスクが高まります。
なぜなら、カード会社が違う場合でも与信枠は、各個人に一つだからです。
たとえ与信枠を一度も利用していない場合でも、今後与信枠を使用する可能性があるとカード会社が判断すれば、審査時に不利になることは明白です。
そのため、クレジットカードの新規契約時に、利用していないクレジットカードを保有している場合は、事前に与信枠を引き下げるか、解約しておくことをおすすめします。
このクレジットカードの与信枠には、キャッシング枠とショッピング枠という2種類の枠が付いています。
キャッシング枠とは
キャッシング枠とは、直接現金を借りる行為です。そのため、金利手数料が発生することになります。
消費者金融などの金融機関から融資を受ける際の金利(利息制限法の上限金利:貸付け額に応じて15~20%)が適用されます。
基本的に、キャッシング枠を利用することは避け、利用しない場合は0円にしておくことをおすすめします。
ショッピング枠とは
ショッピング枠とは、キャッシング枠と並んでクレジットカードの主なサービスの一つです。
その名の通り、クレジットカードを使用して利用限度額まで買い物をすることが可能となります。
つまり、利用限度額が40万円の場合は、40万円まで利用することが可能です。
キャッシング枠に比べて、金利が低く設定されていることが特徴です。